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Recraft ─ 編集できるベクター(SVG)出力を備えた、デザイナー向けAI画像生成プラットフォーム

Recraftは、写実的な画像生成と編集可能なベクター(SVG)出力を統合した、デザイナー向けのビジュアル制作プラットフォーム。一般的なAI画像生成ツールがラスター画像(ピクセルの集まり)しか出力できないのに対し、Recraftはロゴやアイコンに適したSVGを直接生成できる点が最大の特徴である。参照画像からブランド独自のスタイルを学習させて一貫したビジュアルを量産でき、背景削除・アップスケール・画像のベクター化といった編集機能も揃う。2023年のサービス開始以降、独自モデルの改良を重ね、FigmaやFramerへのプラグイン連携、ブラウザ拡張、モバイルアプリまで提供範囲を広げている。

主な特徴

  • 編集可能なベクター(SVG)生成: プロンプトからSVG形式のロゴ・アイコン・イラストを直接生成できる。出力後もアンカーポイント単位で編集でき、拡大しても劣化しないため、印刷物やブランド資産の制作に向く
  • 写実的なラスター画像生成: 独自の画像生成モデルにより、写真風の画像やイラストも高品質に生成できる。長めのテキストを画像内に正確に描画する能力にも定評がある
  • ブランドスタイルの学習: 参照画像をアップロードして独自スタイルを作成し、以降の生成に適用できる。トーンの揃ったビジュアルを量産したいブランド運用に役立つ
  • 画像編集ツール一式: 背景削除、アップスケール、ラスター画像のベクター化、部分修正(インペインティング)など、生成後の仕上げに必要な編集機能を同一プラットフォーム内で完結できる
  • デザインツールとの連携: Figma・Framer向けプラグイン、ブラウザ拡張、iOS/Androidアプリを提供。既存のデザインワークフローに組み込みやすい
  • API提供: 画像生成・ベクター化などの機能をAPI経由で自社サービスに組み込める

料金

プラン料金(年払い時の月額換算)主な特徴
Free$0毎日付与される少量のクレジットで生成を試せる。生成物はパブリック扱いで商用利用不可
Basic$10月1,000クレジット、商用利用ライセンス、非公開生成、外部画像モデル(Nano Banana / GPT Image / Flux 等)の利用
Pro$16〜月2,000クレジット〜(クレジット量は段階選択可)、動画生成、優先生成
Teams1シートあたり$18〜シートごとに月2,000クレジット〜、共有ワークスペース、SSO、優先サポート
  • クレジットは操作の種類やモデルによって消費量が変わる
  • 上記は年払い時の換算額。年払いには20%の割引が適用される(月払いはその分高くなる)
  • 有料プランでは生成物の商用利用権がユーザーに帰属する

料金は2026年8月時点の情報です。最新の料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • SVGを直接生成できるAI画像ツールは希少で、ロゴ・アイコン制作の実務にそのまま使える
  • ブランドスタイル学習により、トーンの揃ったビジュアルを継続的に量産できる
  • 背景削除・ベクター化・アップスケールなど編集機能まで1つのツールで完結する
  • Figma/Framerプラグインで既存のデザインワークフローに組み込みやすい
  • 無料プランで毎日クレジットが付与され、じっくり試してから課金判断ができる

⚠️ デメリット

  • 無料プランの生成物はRecraft側に所有権があり、商用利用できない
  • クレジット制のため、大量生成では消費量の見積もりに慣れが必要
  • 複雑なイラストのベクター生成では、パスが多くなり手動編集が大変になる場合がある
  • 動画生成は Pro プラン以上でのみ利用できる

類似サービスとの比較

比較項目RecraftMidjourneyAdobe FireflyIdeogram
主な用途デザイン資産(SVG/ラスター)生成アート性の高い画像生成Adobe製品連携の画像生成テキスト描画に強い画像生成
ベクター(SVG)出力対応(直接生成)非対応一部対応(Illustrator経由)非対応
スタイル学習対応対応(スタイルリファレンス)対応(カスタムモデル)対応
無料プランありなしありあり
デザインツール連携Figma/FramerプラグインなしAdobe製品と統合なし

こんな人におすすめ

  • ロゴ・アイコン・イラストをSVGで納品する必要があるデザイナーやWeb制作者
  • ブランドのトーンを揃えたビジュアルを継続的に量産したいマーケティング担当者
  • 画像生成から背景削除・ベクター化までを1つのツールで済ませたい人
  • Figma中心のワークフローにAI画像生成を組み込みたいチーム
  • 生成AIの商用利用ライセンスを明確にしておきたい企業ユーザー

まとめ

Recraftは、「AIで作った画像をそのままデザイン実務に使う」ことに焦点を絞ったプラットフォームである。編集可能なSVG出力とブランドスタイル学習という組み合わせは、アート寄りの画像生成ツールとは異なる実務的な価値を持つ。まずは無料プランでベクター生成の品質を確かめ、商用案件で使うならBasic以上のプランを検討するとよい。

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