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Omakase.ai ─ サイトのURLを入れるだけで音声とチャットの「AI接客員」を配置できるプラットフォーム

日本の株式会社ZEALS(ZEALS, Inc.)が提供する、Webサイトを音声AIの接客窓口に変えるプラットフォーム。導入したいサイトのURLを入力するだけで、掲載されている商品情報やFAQをAIが自動で読み取り、音声とチャットの両方で24時間対応する「AI接客員」をサイト上に設置できる。2025年4月に公開され、Shopifyアプリとしても配布されている。コーディングは不要で、ウィジェットの見た目や話し方のキャラクターは管理画面から調整できる。単なる問い合わせ対応チャットボットではなく、訪問者の要望をヒアリングして商品を提案し、カート追加まで後押しする「営業役」として設計されている点が特徴。

主な特徴

  • URLを入れるだけのセットアップ: 導入先サイトのURLを入力すると、商品情報とFAQを自動で取得してAIの知識として取り込む。コード不要で、公式サイトは「1分で設定完了」と説明している
  • 音声とチャットのハイブリッド接客: 訪問者は声で話しかけることも、テキストで打ち込むこともできる。電話サポートのような即時性と、チャットの手軽さを1つのウィジェットで両立する
  • キャラクター(ペルソナ)の選択: 年齢・声質・得意分野の異なる音声キャラクターがプリセットで用意されており、業種やブランドの雰囲気に合わせて選べる。エンタープライズプランではボイスクローン(特定の人物の声を学習させた接客AI)にも対応する
  • Shopify連携とカート追加: Shopifyアプリとして提供されており、商品カタログの同期に対応。上位プランでは会話の流れからそのままカートに商品を追加させる機能が使える
  • 会話ログの分析とリード管理: 実際の会話データをもとに、訪問者が何を尋ね、どこで迷ったかを分析できる。上位プランではリード管理を含む詳細な分析機能が付く
  • 日本語接客への注力: 日本発のサービスで、日本語のキャラクター音声が複数用意されている。国内EC・美容・人材・不動産などの導入事例が公式サイトに掲載されている

料金

無料のデモ(自分のサイトURLでAI接客員を試す)を経て、有料プランは4段階。各プランに1週間の無料トライアルが付く。年払いにすると20%割引になる。

プラン月額料金(日本円 / 米ドル)接客数商品数主な特徴
アルバイト(Intern)5,980円 / $4950件まで10件まで接客タイプ1種、音声キャラクター4種、Shopify連携、メールサポート、基本分析
ルーキー(Associate)19,800円 / $149300件まで100件まで接客タイプ2種、音声キャラクター6種、電話サポート、高度な分析、提供元クレジットの非表示
ベテラン(Principal)59,800円 / $3991,000件まで500件まで接客タイプ3種、音声キャラクター10種、リード管理、Shopifyのカート追加機能、ミーティングサポート
エンタープライズ要問い合わせ1,001件以上500件以上接客タイプ4種以上、ブランド専用の音声キャラクター、ボイスクローン、カート追加ボタン実装

料金は2026年8月時点の情報です。最新の料金は公式サイト(料金ページ)をご確認ください。

「接客数」は月あたりの会話数、「商品数」はAIに学習させられる商品の上限を指す。小規模ECなら下位プラン、取扱商品が多いサイトでは商品数の上限がプラン選択の目安になる。

メリット・デメリット

メリット

  • URLを入力するだけで導入でき、エンジニアがいない小規模チームでも始めやすい
  • 音声とチャットを1つのウィジェットで両立するため、訪問者が使いやすい方を選べる
  • 日本発のサービスで日本語の接客音声が用意されており、国内サイトでも違和感が出にくい
  • Shopifyアプリとして提供され、商品同期からカート追加までEC運用の流れに乗せやすい
  • 会話ログの分析で「顧客が何に迷っているか」が可視化され、商品ページやFAQの改善材料になる
  • 無料デモと1週間の無料トライアルがあり、導入前に自社サイトで挙動を確かめられる

⚠️ デメリット

  • 完全無料で継続利用できるプランはなく、常設するには有料プランの契約が必要
  • 下位プランは接客数・商品数の上限が小さく、アクセスの多いサイトではすぐに上位プランが必要になる
  • Shopifyのカート追加機能は上位プラン以降で、下位プランでは提案までに留まる
  • 自動取得した商品情報やFAQが不正確なまま接客に使われる可能性があり、公開前の内容確認と追加のルール設定が欠かせない
  • 音声接客はブラウザやデバイスの環境に左右されるため、全訪問者が同じ体験になるとは限らない
  • 提供元クレジット(powered by Omakase.ai)の非表示は中位プラン以上

類似サービスとの比較

比較項目Omakase.aiZipchat.aiRep AITidio(Lyro)
提供元ZEALS, Inc.(日本)Zipchat(イタリア)Rep AI(イスラエル)Tidio(ポーランド)
接客形式音声+チャットチャット中心チャット中心チャット中心
主な狙い音声での提案と購入の後押しECの売上向上ECの売上向上・接客問い合わせ対応の自動化
導入方法URL入力/ShopifyアプリShopifyアプリ等Shopifyアプリ等タグ設置/各種連携
日本語の音声キャラクターあり

音声で接客するEC向けエージェントという組み合わせは競合が少なく、日本語音声を標準で用意している点がOmakase.aiの明確な差別化になっている。一方、テキストでの問い合わせ自動化だけが目的であれば、チャット特化のサービスのほうが安価に済むことが多い。

こんな人におすすめ

  • Shopifyなどで商品を売っており、接客の不足がそのまま離脱につながっていると感じているEC運営者
  • 問い合わせ対応の人手が足りず、営業時間外の取りこぼしを減らしたい小規模事業者
  • テキストのチャットボットでは伝わりにくい商品(美容・健康・不動産・サービス業など)を扱っていて、会話での説明が効くと考えている担当者
  • サイト訪問者が実際に何を尋ねているかを把握し、商品ページやFAQの改善につなげたいマーケター
  • 日本語での自然な接客品質を重視し、海外製ツールの翻訳調に不満を持っている国内サイト運営者

まとめ

Omakase.aiは、Webサイトに「音声で話せる接客員」を置くという発想のプラットフォームである。URL入力だけで始められる手軽さと、日本語の音声キャラクターを標準で持つ点が強みで、Shopifyを使うEC運営者にとっては商品同期からカート追加まで一続きで扱える。一方、無料の常設プランはなく、接客数と商品数の上限がプラン選択を左右するため、自社サイトの規模に見合うプランかどうかを無料トライアル中に見極めておきたい。まずは無料デモで自社サイトのURLを入れ、AIがどの程度商品を理解するかを確かめるところから始めるとよい。

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