Dream Vision Labs, Inc. が提供する、ソーシャルメディア向けのビジュアル制作に特化したAIプラットフォーム。画像生成・動画生成・画像編集を一つの画面にまとめ、20以上の画像モデルと30以上の動画モデル(Sora 2、Veo 3.1、Kling、Seedance 2.5 Omni、Hailuo など)を切り替えながら使える。リップシンク、背景削除、4Kアップスケール、モーションコントロールといった仕上げ機能も同居しているため、「別々のツールを渡り歩いて素材を作る」という手間を減らせるのが最大の狙いである。作りたいものを言葉で伝えるだけで企画から生成・編集までを進める「Yapper Agent」も用意されている。
主な特徴
- 画像も動画も1つのアカウントで: 20以上の画像モデルと30以上の動画モデルに対応。用途や好みに応じてモデルを選び分けられるため、複数サービスを個別に契約する必要がない
- 仕上げの編集機能が同居: タイムラインエディターでの合成・トリミングに加え、リップシンク、背景削除、720pから4Kへのアップスケール、モーションコントロールなどを同じ環境で実行できる
- Yapper Agent(エージェントモード): 「こういう動画を作りたい」と自然な言葉で伝えると、計画・生成・編集を自動で進める。素材の種類やスタイルを問わず、制作の段取りをまとめて任せられる
- 商用ユースを想定したテンプレート的用途: 商品写真、プロフィール用ヘッドショット、広告クリエイティブなど、ビジネス寄りのアウトプットが想定されている
- MCP サーバー対応: Claude・ChatGPT・Cursor・VS Code などの MCP 対応クライアントからYapperの生成機能を直接呼び出せる。接続はサーバーURLを貼ってYapperアカウントでサインインするだけで、専用のAPIキーは不要(カスタム開発向けにAPIキーも別途用意されている)
- クレジット制+繰り越し: 月額プランごとに付与されるクレジットを消費して生成する方式。月払いの場合、未使用クレジットは翌月に繰り越せる(上限は月あたり付与量の約2倍まで)
料金
| プラン | 月額(月払い) | 年払い時の月額 | 月間クレジット | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Starter | ¥1,580 | ¥1,264 | 1,000 | Seedance 2.5 Omni、20以上の画像モデル、30以上の動画モデル |
| Personal | ¥5,600 | ¥3,980 | 3,000 | Starter の内容+チームシート2席 |
| Creator | ¥11,200 | ¥7,980 | 7,000 | 高度なリップシンク、画像エディター、アップスケール、モーションコントロール、商用ライセンス、優先サポート |
| Max | ¥33,600 | ¥24,000 | 22,500 | Creator の全機能+エクスプレスサポート、チームシート7席 |
無料プランは用意されておらず、いずれのプランも有料である。クレジットが足りない場合は単発のクレジットパックを追加購入できる。
料金は2026年8月時点の情報です。表示通貨や割引率はページの表示条件によって変わる場合があるため、最新の料金は公式の料金ページをご確認ください。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 画像生成・動画生成・編集を1契約でまかなえるため、複数サービスの使い分けと支払い管理から解放される
- 主要な動画モデル(Sora 2、Veo 3.1、Kling、Seedance など)を横断して試せるので、案件ごとに向き不向きを比べやすい
- リップシンクやアップスケールなど、SNS投稿でそのまま使える品質に持っていくための仕上げ機能が揃っている
- Yapper Agent により、生成AIの操作に慣れていない人でも「作りたいもの」を言葉にするところから始められる
- MCP対応により、普段使っているAIチャットやエディターの中から生成を呼び出せる
⚠️ デメリット
- 無料プランがなく、試すには最低でも Starter プランの契約が必要
- クレジット制のため、動画生成を多用すると月の途中で残量を使い切る可能性がある。高解像度・長尺の生成ほど消費が大きくなる点は事前に見積もっておきたい
- 商用ライセンスが明示されるのは Creator プラン以上で、下位プランでの商用利用可否は事前確認が必要
- 生成品質は選んだ基盤モデル側の性能に依存するため、Yapper 独自の作画エンジンによる差別化ではない
- 日本発のサービスではなく、サポートの対応時間や言語は事前に確認しておきたい
類似サービスとの比較
| 比較項目 | Yapper | Higgsfield | Freepik AI Suite | Krea AI |
|---|---|---|---|---|
| 主な用途 | SNS向け画像・動画制作と編集 | 動画演出・カメラワーク重視 | 素材ライブラリ+AI生成 | 画像・動画生成とリアルタイム編集 |
| 対応モデル | 画像20以上/動画30以上 | 複数モデル+自社モーション技術 | 複数の外部モデルを統合 | 複数の外部モデルを統合 |
| 編集機能 | タイムライン編集・リップシンク・アップスケール・背景削除 | 動画演出プリセット中心 | 画像編集ツールが充実 | リアルタイム生成・編集に強み |
| 無料プラン | なし | あり | あり | あり |
| エージェント機能 | Yapper Agent | ─ | ─ | ─ |
| MCP対応 | あり | ─ | ─ | ─ |
こんな人におすすめ
- SNSやYouTube Shorts向けに、画像と動画の両方を継続的に量産したい発信者
- 広告クリエイティブや商品写真を内製したい、小規模事業者・マーケティング担当者
- 複数の生成AIサービスを併用していて、契約とワークフローをまとめたい人
- モデルごとの得意不得意を比べながら、案件に合う組み合わせを探したい制作者
- Claude や ChatGPT などのAIクライアントから、そのまま画像・動画生成まで完結させたい人
まとめ
Yapper は、生成AIの「作る」と「仕上げる」を1つの画面に集約したビジュアル制作スタジオである。多数の画像・動画モデルを横断して試せること、リップシンクやアップスケールまで同じ環境で完結すること、そして MCP を介して普段のAIクライアントから呼び出せることが特徴になる。一方で無料プランがなくクレジット制のため、まずは自分の月間の制作本数を見積もり、Starter か Creator のどちらが妥当かを判断してから始めるとよい。動画生成を主力にするなら、クレジット消費量の実測を最初の1ヶ月で押さえておきたい。