AI Deck

Udio ─ テキストから本格的な楽曲を生成し、エクステンド機能で長尺化もできるAI音楽制作サービス

テキストプロンプトから楽曲を生成する音楽制作サービス。歌詞・ジャンル・雰囲気を言葉で指定するだけで、ボーカル付きの楽曲を数十秒で生成できる。エクステンド機能で既存曲の前後にセクションを追加して長尺化でき、ポップスからクラシックまで幅広いジャンルに対応する。2024年4月の公開以降、生成品質の高さで注目を集めた一方、主要レコードレーベルとの著作権訴訟を抱えていたが、2025年後半からUniversal Music Group・Warner Music Groupとの和解が進み、ライセンス許諾された楽曲のみで学習した新プラットフォームへの移行が2026年に予定されている。無料プランあり。

主な特徴

  • テキストから楽曲を生成: ジャンル・雰囲気・歌詞をプロンプトで指定するだけで、ボーカル・伴奏込みの楽曲を生成。歌詞は自動生成にも自作の持ち込みにも対応する
  • エクステンド機能で長尺化: 生成した楽曲の前後にイントロ・間奏・アウトロなどのセクションを追加し、断片から1曲を組み立てられる。楽曲の構成をコントロールしながら作り込めるのが特徴
  • リミックス・編集機能: 生成結果の一部を差し替えたり、雰囲気を変えたバリエーションを作ったりと、生成後の調整手段が用意されている
  • 幅広いジャンル対応: ポップス・ロック・エレクトロニック・ジャズ・クラシックまで、多様なジャンル・言語の楽曲生成に対応する
  • レーベル公認路線への移行: 大手レーベルとの和解・ライセンス契約に基づき、許諾された音楽のみで学習した次世代プラットフォームの2026年ローンチが予定されている。アーティスト公認の声や楽曲を使った二次創作が可能になる見込み

料金

プラン料金主な特徴
Free$01日あたりのクレジット上限内で生成を試せる
Standard月額$10(年払いで月額$8相当)月間クレジット付与、同時生成枠の拡大
Pro月額$30(年払いで月額$24相当)より多くの月間クレジット、同時生成枠の追加拡大

料金は2026年8月時点の情報です。プラン内容・クレジット数は変更される可能性があるため、最新の料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • ボーカル入り楽曲の生成品質が高く、公開当初から「人が歌っているようだ」と評価されてきた
  • エクステンド機能により、短い断片の生成にとどまらず、構成を意識した1曲を組み立てられる
  • 無料プランがあり、アカウント登録だけで気軽に試せる
  • 大手レーベルとの和解によりライセンス面の見通しが立ち、公認コンテンツを使える次世代プラットフォームが控えている

⚠️ デメリット

  • 訴訟和解に伴う移行期間中はサービス仕様の変更が続いており、生成した楽曲のダウンロード・書き出しが制限されるなど、以前より自由度が下がっている
  • Sony Musicとの訴訟は本記事執筆時点で係争中であり、法的な状況が完全に確定したわけではない
  • クレジット制のため、有料プランでも生成回数には上限がある
  • 商用利用の条件はプランや移行後の規約に依存するため、利用前に最新の利用規約の確認が必要

類似サービスとの比較

比較項目UdioSunoStable AudioElevenLabs Music
提供元UdioSunoStability AIElevenLabs
主な用途ボーカル付き楽曲生成ボーカル付き楽曲生成BGM・効果音・楽曲生成楽曲・BGM生成
強み生成品質・エクステンドによる構成制御手軽さ・コミュニティの規模音響素材の生成・オープンモデルの提供音声技術との統合
レーベルとの関係UMG・WMGと和解しライセンス路線へ大手レーベルと和解交渉が進行許諾済みデータで学習レーベルとの提携を発表
無料プランありありありあり

こんな人におすすめ

  • 作曲や演奏の経験がなくても、オリジナル楽曲を作ってみたい人
  • 動画・ポッドキャスト・ゲームなどのためにイメージに合う楽曲を素早く用意したい人
  • 断片的なフレーズからではなく、イントロからアウトロまで構成を考えて1曲を組み立てたい人
  • レーベル公認のAI音楽プラットフォームの動向を追いたい音楽関係者

まとめ

Udioは、テキストから高品質なボーカル入り楽曲を生成できるAI音楽サービスとして、Sunoと並ぶ代表格に位置づけられてきた。エクステンド機能による楽曲構成のコントロールが強みで、無料プランから気軽に試せる。現在は大手レーベルとの和解を経てライセンス公認プラットフォームへの移行期にあり、ダウンロード制限など仕様変更が続く点には注意が必要だが、権利面がクリアになった「公認AI音楽制作」の最前線に立つサービスとして、2026年の新プラットフォームの動向が注目される。

関連リンク

← ブログ