Nickolas Damofli 氏が個人で開発する、ブラウザで完結する AI テレプロンプター。話す声にリアルタイムで同期してスクリプトが自動スクロールし、固定速度の調整が不要になる点が特徴である。プレゼンテーション・YouTube 動画・ポッドキャスト・オンライン会議など、話し言葉を収録するあらゆる場面で使う。カメラ内蔵のビデオ録画機能も備え、録画データは端末内保存で外部アップロードは発生しない。Mac / Windows / Linux / iOS / Android に対応する。
主な特徴
- 音声追跡スクロール: リアルタイム音声認識で発話済みの単語をフェードアウトさせながら、スクリプトを話す速さに合わせて自動追従する
- オフスクリプト対応: 原稿から脱線したりアドリブを挟んだりしても自動的に待機し、スクリプトに戻れば追従を再開する
- 内蔵ビデオレコーダー: テレプロンプター画面上からカメラ収録を直接行える
- 収録向け表示調整: テキストサイズ・背景色の変更、鏡像(ミラーリング)表示に対応し、収録機材のセットアップに合わせられる
- 多言語対応: 60以上の言語に対応し、多言語が混在するスクリプトも扱える
- ローカル保存: 録画データは端末内に保存され、外部への自動アップロードは発生しない
料金
| プラン | 月額(初月割引) | 上限 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Starter | $10(初月$5) | 月10時間 | 無制限スクリプト長 |
| Creator | $20(初月$10) | 月30時間 | 無制限スクリプト長 |
| Pro | $50(初月$25) | 月100時間 | 無制限スクリプト長 |
年額プランの記載は確認できず、月額のみの案内となっている。無料プランの有無や範囲も公式情報からは確認できなかった。
料金は2026年9月時点の情報です。最新の料金は公式サイトをご確認ください。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 話す速さに応じてスクロールが自動追従するため、固定速度の調整に神経を使わずに済む
- 脱線・アドリブに対応し、スクリプトに戻れば自動で再同期する
- インストール不要でブラウザから即利用でき、スマホはホーム画面追加で単体アプリのように使える
- 録画データが端末内保存のため、外部アップロードを気にせず使える
- 60以上の言語に対応し、多言語混在のスクリプトも読み上げられる
⚠️ デメリット
- 運営会社名や開発国など企業情報の開示が乏しく、法人としての実態が把握しづらい
- 個人開発者による提供と見られ、長期的な継続開発・サポート体制は不透明である
- 無料プランの範囲や年額割引の記載が見当たらず、長期利用時のコスト試算がしにくい
- 音声認識モデルや技術基盤(自社実装か外部APIか)が公式サイトに明記されていない
類似サービスとの比較
| 比較項目 | Sayscroll | PromptSmart | Speakflow | Teleprompter.com |
|---|---|---|---|---|
| 提供元 | 個人開発者(Nickolas Damofli) | ─ | ─ | ─ |
| 主な用途 | 音声追従型テレプロンプター | 音声追従型テレプロンプター | Web型テレプロンプター | シンプルなブラウザ型テレプロンプター |
| 動作環境 | ブラウザ(Mac/Windows/Linux/iOS/Android) | モバイルアプリ中心 | ブラウザ | ブラウザ |
| スクロール方式 | 音声認識による自動追従 | 音声認識による自動追従 | 主に手動・固定速度 | 固定/手動速度 |
| 特徴 | 内蔵ビデオ録画、多言語対応、ローカル保存 | 古参のモバイルテレプロンプター | 複数人での台本共有・コラボ機能 | 老舗のシンプルな操作性 |
こんな人におすすめ
- YouTube 動画やポッドキャストを一人で収録しており、スクロール速度の手動調整を省きたい人
- プレゼンテーションや登壇スピーチで、原稿に忠実に話しながらも自然な間合いを保ちたい人
- Zoom 等のオンライン会議でアジェンダを読み上げる機会が多い人
- 録画データを外部にアップロードせず端末内で完結させたい人
- ブラウザだけで即座に使い始めたく、専用アプリのインストールを避けたい人
まとめ
Sayscroll は、話す速さに自動追従するスクロールと、脱線・アドリブへの柔軟な対応を核とした AI テレプロンプターである。ブラウザ完結で多言語対応、録画データもローカル保存という手軽さが強みだが、個人開発者による提供で運営体制の開示が乏しく、無料プランや年額割引の情報も不明な点は導入前に留意したい。まずは Starter プランの初月割引で実際の収録フローに合うか試し、継続利用の判断は公式サイトで最新の料金・機能を確認してから行うとよい。