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Savee ─ 広告もアルゴリズムもないボードでビジュアルインスピレーションを集め、公式MCPでAIエージェントにも自分の好みを伝えられる参考資料収集サービス

Saveeは、デザイナー・クリエイター向けに、広告やレコメンドアルゴリズムを排したビジュアルインスピレーション収集サービス。画像・動画・カラーパレットなどの参考資料をボードで整理でき、チーム共有、ポートフォリオサイト構築、テンプレートのマーケットプレイスまでを一つのワークスペースで提供する。2017年のローンチ以来、公式サイトによると140万人以上のデザイナー・クリエイターに利用されている(2026年8月時点)。近年は公式MCPサーバーの提供を開始し、Claude CodeやCursorなどのAIコーディングエージェントに、保存済みボードから配色やレイアウトの方向性を読み取らせられるようになった。

主な特徴

  • 類似検索とレコメンド: 画像やカラーでの検索に加え、保存した参考資料に似たコンテンツをレコメンドし、関連する視覚表現を発掘できる
  • チーム共有ボード: 共有ボード・コメント・チーム専用フィードにより、複数人で同じビジュアルライブラリを参照しながらプロジェクトを進められる(Teamsプラン)
  • ポートフォリオサイトビルダー: 保存したグリッドをテンプレートベースで公開用ポートフォリオサイトに変換できる機能(ベータ版)。独自ドメイン接続にも対応(Pro & Portfolioプラン)
  • マーケットプレイス: After Effects・Figma向けのテンプレートやアセットを80点以上取り揃え、制作を素早く立ち上げられる。有料プラン契約者は20%割引
  • Savee MCP: 有料プラン全てに付属する公式MCPサーバー。Claude Code・Cursorなど対応クライアントから、保存済みボードや600万点超の公開ライブラリを検索・参照でき、AIエージェントの提案に実際の好みを反映できる。get_current_user・list_saves・search など7ツールを提供する読み取り専用設計で、保存・編集・削除はできない
  • ブラウザ拡張とワンクリック保存: Chrome・Safari・Firefox・Edgeの拡張機能とモバイルアプリ・Figmaプラグインで、Web上の画像や動画をワンクリックで保存できる

料金

プラン料金主な特徴
Pro公式サイトで要確認無制限の保存・ボード、非公開の保存・ボード、コメント機能、API/MCPアクセス、Figmaプラグイン、マーケットプレイス20%割引など
Pro & Portfolio公式サイトで要確認Proの全機能に加え、テンプレートによるポートフォリオサイト構築(ベータ)と独自ドメイン接続
Teams追加ユーザー $12/月〜(2026年8月時点、年払い契約)Proの全機能に加え、管理者ロール、チームカスタマイズ、クライアントへのプレゼン機能

Pro・Pro & Portfolioの基本料金は、公式サイトの料金表示がJSアニメーションのカウンター形式になっており、本記事作成時点(2026年8月)では数値を確認できませんでした。Teamsプランの追加ユーザー料金(最初の2ユーザーを含む契約に対し追加1人あたり$12/月、年払い)は静的テキストで確認できましたが、基本料金は同様に未確認です。正確な金額は公式サイトをご確認ください。なお無料プランの保存数上限については、本調査時点で一次情報による確認が取れていません。

メリット・デメリット

メリット

  • 広告やレコメンドアルゴリズムを排した、ノイズの少ないビジュアル収集体験ができる
  • 画像・カラーによる類似検索や関連コンテンツのレコメンドで、参考資料を素早く発掘できる
  • ブラウザ拡張・Figmaプラグイン・モバイルアプリと保存導線が幅広く揃っている
  • 公式MCPサーバーにより、Claude CodeなどのAIコーディングエージェントに保存済みの「デザインの好み」を接続できる

⚠️ デメリット

  • 料金プランの金額が公式サイト上でアニメーション表示のみのため、事前に確認しづらい(2026年8月時点)
  • アカウント共有ができず、ログイン手段もGoogle・Apple・マジックリンクに限定される(メール+パスワードでのログインは非対応)
  • 第三者レビューでは無料プランの保存数に上限があるとの言及があるが、一次情報では確認できていない
  • テキストやリンクの保存にはあまり強くなく、画像・動画中心の設計(第三者比較記事による所見)

類似サービスとの比較

比較項目SaveeAre.naPinterest
位置づけデザイナー向けの広告なしビジュアル収集サービスチャンネル単位で保存する学術寄りのコミュニティ一般消費者向けの画像発見・保存サービス
保存対象画像・動画・カラーパレット中心テキスト・リンクも含め幅広く扱う画像中心、広告コンテンツも表示
類似検索・レコメンド画像・カラーでの検索とレコメンドに対応非対応アルゴリズムによる強力なレコメンド
広告・アルゴリズム広告・アルゴリズムなしを明言広告は目立たないが独自の文化的色が強い広告とレコメンドアルゴリズムが前提
AIエージェント連携公式MCPサーバーでClaude Code等から参照可能非対応非対応

このほか、AIタグ付けと類似コンテンツのレコメンドに強みを持つCosmosも、広告のないビジュアル収集という思想は共通する競合として挙げられる。ブラウザの新規タブに厳選デザインニュースを流し込むMuzliは、発見特化型の拡張機能である点でSaveeとは性格が異なる。

こんな人におすすめ

  • フリーランス・インハウスデザイナーが、新規プロジェクトのビジュアルリファレンスを収集したい
  • デザインスタジオ・チームが案件ごとのムードボードを共有し、クライアントへプレゼンしたい
  • 自分の「デザインの好み」をAIコーディングエージェントに引き継ぎ、Claude CodeやCursorでのUI実装時に配色・レイアウトの方向性を反映させたい
  • 個人の保存グリッドを、そのままポートフォリオサイトとして公開したい

まとめ

Saveeは、広告とアルゴリズムを排したビジュアル収集という一貫した思想のもとに、チーム共有・ポートフォリオサイト構築・公式MCPサーバーまでを揃えたデザイン参考資料サービスである。140万人以上に使われる実績を持つ一方、料金プランの金額を公式サイト上で事前に確認しづらい点や、ログイン手段が限定される点には注意したい。ビジュアルインスピレーションの収集そのものを磨きたい人はもちろん、自分の「デザインの好み」をAIエージェントに接続したい開発者にとっても検討する価値がある。

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