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Readdy ─ 自然言語とテンプレートからWebサイトを丸ごと生成し、公開まで完結できるAIサイトビルダー

シンガポールのINTERACTIVE LINK PTE. LTD.が2025年4月に公開したAIサイトビルダー。「こういうサイトが欲しい」と日本語や英語で書くだけで、レイアウト・文章・画像配置を含むWebサイトを丸ごと生成する。生成後はブラウザ上のビジュアルエディタでドラッグ操作やクリックで手直しでき、ホスティング・独自ドメイン・SSL証明書の発行まで同じ画面で完結する。フォーム送信データの保存にSupabase、決済にStripe、予約にCalendlyといった外部サービスとの連携も用意されており、単なる「見た目だけのページ生成」にとどまらない点が特徴である。

主な特徴

  • 4通りの生成方法: テキストによる自然言語の指示、テンプレートからの選択、手持ち画像のアップロード、参考にしたいサイトのURL指定 ─ どの入口からでもサイトを作り始められる。500点以上のプロ向けテンプレートがビジネス・EC・ポートフォリオ・ランディングページ・ブログなどのカテゴリで用意されている
  • ノーコードのビジュアルエディタ: 生成されたサイトはコードを書かずに編集できる。テキスト・配色・レイアウトの変更に加え、ホバー効果やスクロール演出、動画背景といった視覚効果も設定可能。バージョン履歴があるため、失敗しても元に戻せる
  • 公開まで内包: ホスティング、独自ドメインの購入・接続、DNS管理、SSL証明書の自動発行までプラットフォーム側が面倒を見る。別途サーバーを契約する必要がない
  • 業務向けの外部連携: Supabase(フォーム送信データの保存)、Stripe・Shopify(決済・EC)、Calendly(予約)、Mailchimp(メール配信)、Google Analytics(アクセス解析)に接続できる。会員機能・ログイン認証やリード収集も備える
  • Figma・コードのエクスポートとSEOツール: 作ったデザインをFigmaに書き出してデザイナーに引き継いだり、コードとして書き出して自前で管理したりできる。メタ情報の管理、サイトマップ生成、Google Search Console連携といったSEO機能も標準搭載
  • 制作会社向けのホワイトラベル: 上位プランでは自社ブランドでの提供(ホワイトラベル)、クライアント管理、編集者・閲覧者の権限分けに対応する

料金

プラン月額料金主な内容
Free$0月250クレジット、ライブサイトなし(お試し用)
Starter$2510プロジェクト、ライブサイト1件、独自ドメイン、Figmaエクスポート、Readdyロゴ非表示
Pro$4050プロジェクト、ライブサイト2件、AI SEO分析、ブランドメール
Agency$80〜エージェンシー向け。クライアント管理、複数ライブサイト
Agency Pro(ホワイトラベル)$199〜クレジット無制限、自社ブランドでの提供、再販向け機能
Ultimate$1,299クレジット・プロジェクト・ライブサイトすべて無制限、大規模チーム向け

生成や編集は1回あたり25クレジットを消費する従量制で、付与クレジットはプランと請求サイクルによって変わる。年単位(1年・2年・3年)の契約では40〜60%の割引が案内されている。

料金は2026年8月時点の情報です。プランごとのクレジット付与数はプラン表とドキュメントで表記が異なる箇所があるため、契約前に公式の料金ページをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • サイト生成から公開・ドメイン管理までを1つのサービスで完結でき、初心者がつまずきやすいサーバー周りの作業がない
  • テンプレートが豊富で、ゼロから指示を書くのが苦手でも「近いものを選んで直す」進め方ができる
  • Supabase・Stripe・Calendlyなどの連携により、問い合わせフォーム・決済・予約といった実務的な機能まで載せられる
  • Figmaエクスポートとコードエクスポートがあり、Readdy内で完結させず他ツールへ持ち出す逃げ道が残されている
  • 制作会社向けにホワイトラベルとクライアント管理が用意されている

⚠️ デメリット

  • クレジット制のため、修正を繰り返すほど消費が進む。試行錯誤の多い作り方だと上位プランが必要になりやすい
  • 無料プランではライブサイトを公開できず、実運用には有料プランが前提となる
  • ライブサイトの追加は基本的に追加課金になるため、多数のサイトを管理する場合はコストを見積もっておきたい
  • 公式サイトとドキュメントでクレジット付与数の記載に差があり、プラン選定時に自分で確認する手間がある
  • 生成AIによる出力である以上、文章や画像はそのまま公開せず内容の確認が必要

類似サービスとの比較

比較項目ReaddyLovableBolt.newWix(AI機能)
主な用途Webサイト制作と公開Webアプリ・サイト開発WebアプリのプロトタイピングWebサイト制作と公開
生成の入口自然言語・テンプレート・画像・URL自然言語自然言語自然言語・テンプレート
対象ユーザー非エンジニア〜制作会社開発者寄り開発者寄り非エンジニア中心
編集方法ビジュアルエディタ中心コード編集中心コード編集中心ビジュアルエディタ中心
ホスティング内包(ドメイン・SSL込み)内包内包内包
エクスポートFigma・コードコード(GitHub連携)コード限定的

こんな人におすすめ

  • サーバーやドメインの設定に不慣れで、サイト制作から公開までを1か所で済ませたい個人事業主・小規模事業者
  • 問い合わせフォームや決済、予約受付まで含めたサイトを、短期間で立ち上げたい人
  • クライアント向けの提案用モックアップを素早く用意したいフリーランス・制作会社
  • 自社ブランドでサイト制作サービスを提供したいエージェンシー(ホワイトラベル対応プラン)
  • デザインをFigmaへ、実装をコードへ書き出して、後工程で作り込みたい制作チーム

まとめ

Readdyは、自然言語やテンプレートからのサイト生成に加えて、ホスティング・独自ドメイン・SSL・外部サービス連携までを1つにまとめたAIサイトビルダーである。「作る」だけで終わらず「公開して運用する」ところまで面倒を見る設計のため、技術的な準備に時間をかけたくない個人事業主や小規模事業者と相性がよい。一方で生成・編集はクレジット消費型であり、無料プランではライブサイトを公開できない。まずはFreeプランで生成の質と操作感を確かめ、実際に公開する段階でStarter以上を検討するのが現実的な進め方になる。

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