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Ovi ─ 映像と音声を1つのプロンプトから同時生成する、登録不要で使えるAI動画ツール

テキスト(または画像+テキスト)を1回入力するだけで、映像とその音声を同時に作り出すAI動画生成ツール。多くの動画生成AIが無音のクリップを出力し、あとから音声や効果音を別の工程で足すのに対し、Ovi はセリフ・環境音・効果音を映像と一体で生成する。土台になっているのは Character AI と Yale 大学の研究チームが2025年10月に公開したオープンソースモデル「Ovi」で、ovi.video はそのモデルをブラウザから使える形にした無料のWebサービスである。会員登録なしで開き、プロンプトを書けばそのまま生成が始まる。

主な特徴

  • 映像と音声の同時生成: セリフ・効果音・環境音を映像と同じ生成プロセスで作るため、口の動きと発話がずれにくい。人物のモノローグやインタビュー、会話シーンのような「人が喋る」映像を得意とする
  • テキストから動画/画像から動画: プロンプトだけで映像を起こすほか、手持ちの1枚の画像を起点に動かすこともできる。キャラクターや構図を先に決めたい場合に使える
  • 登録不要・無料で試せる: アカウント作成もクレジットカード登録も不要。ページを開いてプロンプトを書くだけで生成でき、生成物はMP4でダウンロードできる
  • 短尺クリップに特化: ベースモデルは24fpsで5秒・10秒の生成に対応し、解像度は最大960×960相当。縦(9:16)・横(16:9)・正方形(1:1)など複数のアスペクト比を選べる
  • オープンソースのモデルが土台: モデル本体は Apache-2.0 ライセンスでGitHub・Hugging Faceに公開されている。自前のGPU環境で動かしたり、他のホスティングサービス経由で使ったりする選択肢もある

料金

プラン料金主な内容
無料$0全機能を利用可能。登録不要、生成数の明示的な上限なし(混雑時は公平利用ポリシーが適用される旨の記載あり)

料金は2026年8月時点の情報です。有料プランの案内は公式サイト上で確認できませんでした。最新の料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • 音声込みの動画が1ステップで手に入る。映像生成 → 音声生成 → 同期という従来の3工程を省ける
  • 登録不要・無料のため、動画生成AIを初めて触る人でも試すまでのハードルが低い
  • 生成時間が短く(おおむね数十秒)、プロンプトを変えながら何度も試しやすい
  • モデルがオープンソースのため、将来ローカル実行や他サービス経由へ乗り換える余地がある

⚠️ デメリット

  • 出力は最長10秒程度の短尺クリップ。長編やストーリー性のある映像は、別途つなぎ合わせる作業が必要になる
  • 解像度は最大960×960相当で、商用の高解像度案件にはそのままでは足りない場合がある
  • 無料サービスのため、混雑時の待ち時間・仕様変更・提供終了のリスクを織り込んで使う必要がある
  • 運営主体の情報が公式サイト上で明示されておらず、業務利用ではライセンス条件と併せて事前確認が必要
  • 日本語のセリフ生成の品質は、英語に比べて未知数

類似サービスとの比較

比較項目OviGoogle VeoRunwayKling AI
音声の同時生成対応(セリフ・効果音・環境音)対応主に無音(音声は別機能)一部対応
主な尺5秒・10秒数秒〜数秒〜数秒〜
登録不要必要必要必要
料金無料有料プラン中心無料枠+有料無料枠+有料
モデルの公開オープンソース(Apache-2.0)非公開非公開非公開

こんな人におすすめ

  • 音声つきの短い動画クリップを、追加の編集工程なしで手早く作りたい人
  • SNS向けの縦型ショート動画や、企画のたたき台となるモックを量産したい人
  • 動画生成AIがどこまでできるのかを、費用をかけずに試してみたい初心者
  • オープンソースモデルを自前環境で動かす前に、まずブラウザで挙動を確認したい開発者

まとめ

Ovi は、映像と音声を切り離さずに生成するという設計が特徴の動画生成ツールである。人が喋る短いシーンを、口の動きと音声が揃った状態で一気に作れる点は、従来の「無音の映像を作ってから音を足す」ワークフローに比べて明確に手数が少ない。一方で尺と解像度の制約があるため、本番用の長尺コンテンツというより、アイデアの検証・SNS用ショート・素材づくりに向く。登録不要で無料なので、まずは短いプロンプトを1本試して、出力の質感を自分の用途と照らし合わせるところから始めるとよい。

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