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Murfy ─ 共同編集者数の上限を外した、AIネイティブなLaTeX論文エディタ

韓国の Murple Inc. が開発する、AI ネイティブなオンライン LaTeX エディタ。540万本の学術論文を学習した AI が文脈に沿った補完・文法修正・コンパイルエラーの自動修正を行い、研究者・学生の論文執筆を支援する。無料プランでも共同編集者数の上限なくリアルタイム共同編集ができる点が、業界標準の Overleaf との大きな違いになっている。投稿前のレビューレポート生成や Beamer スライド作成にも対応し、ブラウザだけで動作するためインストールは不要である。

主な特徴

  • AI 補完・文法修正: 540万本の学術論文を学習した AI が、文脈に沿った LaTeX 補完・文法修正・アカデミックライティング支援を行う
  • コンパイルエラー自動修正: LaTeX のコンパイルエラーをその場で AI が検出・修正する
  • 無制限の共同編集者: 無料プランでも共同編集者数の上限がなく、大人数の共著プロジェクトでもコストがかからない
  • AI 論文レビュー: 投稿前に、8種のレビュアー視点・7次元のスコアリングを複数モデルでクロスチェックしたレビューレポートを生成する(AI Paper Review 機能)
  • Beamer スライド生成: 論文原稿から発表用の Beamer スライドを短時間で生成する

料金

料金プランは Starter(無料)・Pro・Enterprise の3段階。Pro プランの価格は公式サイトで確認できたが、各プランの詳細な機能上限(ストレージ容量や AI 利用回数など)は動的コンテンツのため本記事では確認できていない。

プラン月払い年払い主な機能
Starter無料無料プロジェクト数・共同編集者数とも無制限
Pro29,000 KRW/月21,750 KRW/月相当(総額 261,000 KRW/年、月払い比25%割引)AI Chat など(詳細機能一覧は公式サイト未掲載)
Enterprise要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

料金は2026年9月時点の情報です。最新の料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • 無料プランでも共同編集者数に制限がなく、大人数の共著プロジェクトでもコストがかからない
  • 540万本の学術論文学習ベースの AI 補完・文法修正で LaTeX 未経験者でも書きやすい
  • 投稿前 AI レビューや Beamer スライド生成など、論文執筆から発表準備までをワンストップで支援する
  • ブラウザだけで動作しインストール不要のため、環境構築の手間がかからない

⚠️ デメリット

  • 2022年設立の比較的新しいスタートアップ製品で、Overleaf ほどの実績・エコシステム(テンプレート数、大学連携の網羅性)はまだ限定的
  • Pro プランの詳細な機能上限(AI 利用回数など)が公式サイトから静的には確認しづらく、契約前の個別確認が必要
  • 公式に確認できた対応言語は英語・韓国語の2言語で、日本語対応の有無は未確認

類似サービスとの比較

比較項目MurfyOverleafPapeeriaCoCalc
提供元Murple Inc.Overleaf(Digital Science)PapeeriaSageMath, Inc.
主な用途AI 支援付き LaTeX 共同執筆LaTeX 共同編集の業界標準軽量な Overleaf 代替LaTeX + Jupyter Notebook の計算プラットフォーム
動作環境ブラウザブラウザブラウザブラウザ
特徴無料でも共同編集者数無制限、AI 補完・レビュー機能実績とエコシステムの豊富さGit 連携が強みLaTeX に加え計算処理も統合

こんな人におすすめ

  • 国際会議・ジャーナルへの投稿論文を複数著者でリアルタイム共同執筆したい研究者・学生
  • LaTeX の文法エラーやコンパイルエラーに不慣れで、AI 支援を受けながら執筆したい人
  • 投稿前に AI によるセルフレビューでレビュアー視点の弱点を事前に洗い出したい人
  • 論文原稿から学会発表用のスライドを素早く用意したい人
  • Overleaf の座席課金がネックで、無料のまま大人数の共同編集を試したい人

まとめ

Murfy は、AI 補完とレビュー機能を軸にした比較的新しい LaTeX エディタで、無料プランでも共同編集者数の上限を設けない点が最大の差別化になっている。540万本の学術論文を学習した AI による補完・文法修正・エラー修正は、LaTeX に不慣れな研究者や学生ほど恩恵を感じやすい。一方で 2022年設立のサービスであり Overleaf ほどの実績はまだなく、Pro プランの詳細な機能上限は公式サイトからは読み取りにくいため、有料化を検討する際は契約前に個別確認しておきたい。

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