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miibo ─ ノーコードで会話型AIエージェントを構築し、LINEやSlackにつなげる国産プラットフォーム

株式会社miiboが提供する、プログラミング知識がなくても会話型AIアプリを構築できるノーコードプラットフォーム。2023年4月に公開された国産サービスで、管理画面上で「エージェント」を作り、回答の元になる知識を登録し、公開先を選ぶという流れだけでチャットボットが立ち上がる。最短1日での実装が可能とうたわれており、既存のデータベースやLINE・Slackといったコミュニケーションツールとも連携できる。問い合わせ対応の自動化、社内ヘルプデスク、営業支援、レポートの添削支援など、業務寄りの用途で使われている。

主な特徴

  • ノーコードでエージェントを作成: 管理画面でエージェント名・キャラクター設定・応答方針を入力するだけで会話型AIが作れる。コードを書く場面は基本的になく、非エンジニアでも運用まで担当できる
  • ナレッジベースで自社の情報に答えさせる: 社内規程・製品情報・FAQなどを知識として登録し、それを踏まえた回答を返させられる。既存データベースとの連携にも対応しており、汎用チャットとは違う「自社の答え」を返す用途に向く
  • コネクターで公開先を選べる: LINE公式アカウント、Slack、自社サイトへの埋め込みなど、複数の窓口に同じエージェントをつなげられる。利用者は普段使っているツールのまま話しかけられる
  • 複数エージェントの一元管理: 部署別・用途別にエージェントを分けて作り、まとめて管理できる。社内向けと社外向けを別々に育てるといった運用がしやすい
  • APIによる外部連携: 開発者向けにAPIが公開されており、自社アプリやワークフローに会話機能を組み込める。ノーコードで始めて、必要になったらコード側に広げられる
  • 複数の言語モデルに対応・シンキングモード: 最新の言語モデルに順次対応しており、用途に応じて選べる。2026年3月には、AIが手順を踏んで考えてから回答を組み立てる「シンキングモード」が追加された

料金

プラン月額料金(月払い)主な内容
Trial無料お試し用。会話クレジットと機能に制限あり
Hobby2,800円個人・小規模利用向けの入門プラン
Standard9,800円業務利用の標準プラン
Premium32,000円利用量が多い組織向け
Enterprise98,000円〜大規模利用・個別要件向け

年間契約の割引が用意されている。エージェント数や会話クレジット(会話1回ごとに消費される単位)の上限はプランによって異なり、同じ料金でもどの言語モデルを使うかで1回あたりの消費クレジットが変わる点に注意したい。2025年9月に料金体系の改定があり、金額の表記や無料枠の内容が過去の紹介記事と食い違っている場合がある。

料金は2026年8月時点の情報です。金額は税表記の扱いを含めて変更される可能性があるため、最新の料金は公式サイトの料金ページをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • 管理画面の操作だけで会話型AIを立ち上げられ、開発リソースがない組織でも着手できる
  • 日本の企業が開発・運営しており、ドキュメントもサポート情報も日本語で揃っている
  • LINEやSlackなど、既に社内外で使われている窓口にそのままつなげられる
  • 無料のTrialプランで試してから有料プランに移れる
  • ノーコードで始めてAPIで拡張するという、段階的な広げ方ができる

⚠️ デメリット

  • 会話クレジット制のため、利用が増えるとプランの見直しが必要になり、コストが読みにくい場面がある
  • 使う言語モデルによって消費クレジットが変わるので、モデル選択とコストをセットで考える必要がある
  • 期待どおりの回答を返させるには、ナレッジの整備と設定の調整に手間がかかる(ノーコードでも「作れば終わり」ではない)
  • 高度な業務フローの組み込みや独自UIの実装まで踏み込むと、結局APIと開発の知識が要る

類似サービスとの比較

比較項目miiboDifyChatGPT(GPTs)国内チャットボットSaaS
主な用途会話型AIエージェントの構築・公開LLMアプリ・ワークフロー構築個人・チーム用のカスタムAI問い合わせ対応の自動化
対象ユーザー非エンジニア〜開発者開発者寄りChatGPT利用者カスタマーサポート部門
公開先LINE・Slack・Web埋め込み・API埋め込み・APIChatGPT内自社サイト中心
ノーコード度高い中程度高い高い
提供元日本海外(OSS版あり)海外日本

こんな人におすすめ

  • 問い合わせ対応や社内ヘルプデスクをAIに任せたいが、開発リソースを割けない中小企業・個人事業主
  • LINE公式アカウントやSlackを既に運用していて、そこにAI応答を足したい担当者
  • 自社の規程・製品情報に基づいた回答を返すチャットボットが欲しい情報システム・広報担当者
  • 日本語のドキュメントとサポートを重視し、国産サービスから選びたい組織
  • まずノーコードで検証し、うまくいったらAPIで自社システムに組み込みたい開発チーム

まとめ

miiboは、会話型AIの構築を「エンジニアの仕事」から「担当者の仕事」に寄せる国産のノーコードプラットフォームである。ナレッジベースとコネクターの組み合わせで、自社の情報に基づく回答をLINEやSlackから届けられる点が実務的な強みになる。一方で、会話クレジット制のコスト管理と、回答精度を上げるためのナレッジ整備は運用側の仕事として残る。まずは無料のTrialプランで、想定している問い合わせにどこまで答えられるかを確かめてから、プランを選ぶとよい。

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