Feloは、自然言語での質問に対して引用付きの回答を返すAIリサーチ・検索プラットフォーム。日本のSparticle社が開発し、30以上の言語をまたいで情報源を横断検索・翻訳できる多言語対応が最大の特徴だ。検索結果をマインドマップで可視化したり、文献レビューを自動生成したり、AIプレゼン作成(Slide)やAIと共同編集できるキャンバス(LiveDoc)で成果物までつなげたりと、「調べる」から「まとめる・作る」までを一つの画面で完結できる。Web版に加えてiOS/Androidアプリも提供され、無料プランから利用を始められる。
主な特徴
- 引用付きのAI回答: 質問を入力すると、Webを検索して情報源へのリンク付きで回答を生成。出典をたどって元記事を確認できるため、事実確認がしやすい
- 30以上の言語を横断する多言語検索: 日本語で質問しても、英語・中国語など他言語の情報源まで検索・翻訳して回答に反映。日本語圏だけでは見つからない一次情報にアクセスしやすい
- マインドマップによる可視化: 検索したトピックの全体像をマインドマップとして自動生成。概念同士のつながりを俯瞰でき、リサーチの抜け漏れに気づきやすい
- 文献レビューの自動生成: 学術トピックについて、関連文献を整理したレビューを自動でまとめる機能を搭載。論文調査の下準備を短縮できる
- AIプレゼン作成(Slide): 検索・リサーチした内容から、そのままプレゼン資料を自動生成。調査結果を報告資料に落とし込む手間を減らせる
- LiveDoc(AI共同編集キャンバス): AIとリアルタイムに共同編集できるキャンバス。ドキュメントとアイデアを1つのワークスペースに集約し、チームでの作業にも使える
料金
| プラン | 月額料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 高速検索は回数制限が緩く、プロフェッショナル検索は1日5回まで。標準モデルを利用 |
| Pro | $14.99(約¥2,099) | プロフェッショナル検索が1日最大300回。OpenAI o1やClaudeなど上位AIモデルを選択可能 |
料金は2026年8月時点の情報です。プランの詳細・年払いの有無を含む最新情報は公式サイトをご確認ください。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 引用付き回答で出典を確認しながらリサーチでき、情報の信頼性を担保しやすい
- 多言語横断検索により、日本語で質問しつつ海外の一次情報まで届く
- マインドマップ・文献レビュー・スライド生成など、検索の「その後」の作業までカバーする
- 日本発のサービスで日本語UI・日本語での回答品質に配慮されている
- 無料プランがあり、モバイルアプリ(iOS/Android)でも使える
⚠️ デメリット
- 無料プランではプロフェッショナル検索の回数が1日5回と少なく、本格利用にはProプランが前提になる
- 回答はAI生成のため、引用元との突き合わせ(ファクトチェック)は依然として利用者側の作業になる
- 検索特化型のため、汎用チャットAIのような幅広い創作・コーディング支援は主用途ではない
- 機能追加のペースが速く、UIや機能構成が変わりやすい
類似サービスとの比較
| 比較項目 | Felo | Perplexity | Genspark | ChatGPT(検索) |
|---|---|---|---|---|
| 提供元 | Felo(Sparticle、日本) | Perplexity AI(米国) | MainFunc(米国) | OpenAI(米国) |
| 強み | 多言語横断検索・マインドマップ・スライド生成 | 高速な引用付き回答・Deep Research | AIエージェントによる調査・資料作成 | 汎用チャットとの一体運用 |
| 引用表示 | あり | あり | あり | あり |
| 可視化・成果物 | マインドマップ / Slide / LiveDoc | ページ生成(Pages) | Sparkpage・スライド | 主にテキスト回答 |
| 無料プラン | あり | あり | あり | あり |
こんな人におすすめ
- 日本語で質問しながら、英語圏など海外の一次情報まで含めて調べたいリサーチャー・学生
- 検索結果を出典付きで確認し、レポートや資料に落とし込むまでを1つのツールで済ませたい人
- 論文・文献調査の下準備を効率化したい研究者・大学院生
- マインドマップでトピックの全体像を俯瞰しながら調査を進めたい人
- 日本発のAIサービスを業務のリサーチ基盤として試したいチーム
まとめ
Feloは、引用付きのAI検索を核に、多言語横断・マインドマップ・文献レビュー・スライド生成・LiveDocと、リサーチから成果物作成までを一気通貫でカバーするプラットフォームである。特に「日本語で質問して海外の情報源まで届く」多言語対応は、日本のユーザーにとって実利の大きい差別化点だ。まずは無料プランで検索品質と可視化機能を試し、プロフェッショナル検索を日常的に使うようになったらProプランを検討するとよい。