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Dessix ─ ノートも動画もノードでつなぎ、AIが画面の文脈ごと理解するビジュアルAIノートブック

Dessixは、アイデアを視覚的に捕捉・整理・拡張するためのAI搭載ノートブックである。掲げているコンセプトは「あなたが見ているものを、AIも見る」。ノート・リンク・動画といった素材をキャンバス上のノードとして並べ、線でつないで関係を示すと、AIがその配置と文脈ごと読み取って応答する。長いプロンプトを書いて状況を説明する代わりに、画面そのものを共有言語にする発想だ。2026年1月に公開された比較的新しいサービスで、開発元はイギリスのDessix。

主な特徴

  • ノードでつなぐビジュアルキャンバス: ノート、Webページ、動画などをノードとして配置し、線で関係を示す。AIはノードの中身だけでなく、どれとどれがつながっているかというレイアウトの文脈まで踏まえて答える
  • Topic単位で作業をまとめる: 「Topic(トピック)」を器として、素材とタスクを1か所に集約する。フォルダ・コレクション・オーバービューで大きくなった情報も整理できる
  • Note / Action / Sceneの3種類の作り方: 素材を書き留める「Note」、翻訳や議事録作成のような一回きりの仕事を任せる「Action」、役割を与えて継続的に対話する「Scene」を使い分けられる
  • 狙った文脈だけAIに渡す: ブロックのピン留め、メンション、範囲を選んでのチャットなど、AIに見せる範囲を明示的に制御できる。関係ない情報に引きずられた回答を減らせる
  • Chrome拡張でWebから直接取り込み: 閲覧中のページで見つけた素材を、その場でキャンバスに送れる。インスピレーションを取りこぼさずに集約できる
  • Dessix Magicianでエージェントを自作: 複数ステップのAIエージェントを、コードではなく自然言語の指示だけで組み立てられる。定型の調べもの・下書き作成などを手順ごと再利用できる
  • ローカルデータ保存に対応: データを手元に置く運用を選べる。扱う素材の機密性が気になる場合の選択肢になる

料金

プラン料金主な内容
無料プラン$0基本機能を試せる無料枠
サブスクリプション公式サイト参照利用枠を拡張する有料プラン。年払いで月額$9.99相当からとされるが、金額・枠の内訳は要確認
クレジットパック都度購入サブスクリプションの枠を超えた分を追加購入する形式

料金は2026年8月時点の情報です。公式の料金ページはブラウザ上で描画される形式のため本記事では内訳を確認できていません。最新かつ正確な料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • 状況をプロンプトで長々と説明しなくても、キャンバスの配置そのものが文脈として伝わる
  • 素材・タスク・対話がTopic単位でまとまるため、調査や執筆の作業履歴が散らばりにくい
  • ピン留めやメンションでAIに渡す範囲を絞れるので、回答が的外れになりにくい
  • Chrome拡張で収集からキャンバス投入までが途切れない
  • ローカル保存の選択肢があり、手元にデータを置きたい用途にも合う

⚠️ デメリット

  • 2026年公開の新しいサービスで、日本語の情報や事例がまだ少ない
  • 公式サイトがJavaScriptで描画される構成のため、料金や仕様の内訳を外部から確認しづらい
  • キャンバス型のツールに慣れていないと、最初にノードの置き方・つなぎ方を覚える必要がある
  • 単純に文章を書くだけの用途なら、通常のノートアプリやチャット型AIのほうが手数が少ない

類似サービスとの比較

比較項目DessixNotebookLMHeptabaseNotion AI
主な形式ノードでつなぐキャンバス資料を読み込むノートブックカード型ホワイトボードドキュメント/データベース
AIが見る文脈ノードの中身+レイアウトアップロードした資料ノート本文中心ページ・DBの内容
エージェント構築Dessix Magicianで自作可能非対応非対応限定的
Web取り込みChrome拡張URL・ドキュメント追加Web clipperWeb clipper
ローカル保存対応非対応(クラウド)対応非対応(クラウド)

こんな人におすすめ

  • 資料を集めて構造化しながら考えるタイプの研究者・アナリスト
  • リサーチした素材を並べ替えながら記事や企画書に落とし込むライター・戦略担当
  • 毎回プロンプトで前提を説明し直すのが煩わしいと感じている人
  • 決まった調査手順をエージェント化して繰り返し使いたい人
  • 扱う素材を手元に置いておきたい人

まとめ

Dessixは、「AIに何を見せるか」をキャンバスの上で目に見える形にしたノートブックである。ノードの配置とつながりがそのまま文脈になるため、プロンプトを書き込む労力を減らしながら、意図に沿った回答を引き出しやすい。Dessix Magicianによるエージェント作成やローカル保存にも対応しており、素材を集めて考えを固めていく作業を中心に据えたい人には試す価値がある。一方で公開間もないサービスのため、料金や機能の細部は公式サイトで直接確認したうえで導入を判断したい。

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