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befold ─ AIエージェントが生成するMarkdown・Mermaid・SVGを保存の瞬間に描画するmacOS専用の読み取り専用ビューア

befoldは、Markdown・Mermaid・SVG・CSV/TSV・画像・PDF・ソースコードを閲覧できる、macOS専用の読み取り専用ビューア。Claude CodeやCodexなどのAIコーディングエージェントが生成する大量のドキュメントを、開発者がすばやくレビューできるようにする目的で作られている。編集機能を持たず「読む」ことに特化しており、ファイルを開いておけば保存のたびに0.2秒でプレビューが更新されるライブリロードが特徴。2026年5月末にMermaidダイアグラム専用のビューア「mmdview」として公開され、Markdown・SVG・CSV・画像・PDF・ソースコードへと対応形式を広げる過程で現在の「befold」に改称された。以降も高頻度で更新が重ねられており、2026年8月時点で安定版はv1.14.2に達している。

主な特徴

  • Quick Open(⌘P)でのあいまい検索: ファイル名を打つだけで目的のファイルへ即座に移動できる。空欄なら最近開いたファイルとブックマークが並び、./../のような相対パス入力にも対応する
  • Git差分のインライン表示: ブランチでの変更をコミット済み分までまとめてソース表示の中で確認できる。サイドバーには変更ファイルにステージ済み・未ステージ・未追跡を色とバッジで示すマークが付き、⌃⌘Gで変更ファイルだけに絞り込むこともできる
  • ライブリロードと大容量ファイル対応: 外部エディタやAIエージェントがファイルを書き換えると0.2秒でプレビューへ反映される。Markdown・CSV/TSV・ソースコードは分割読み込みに対応し、最大100MBのファイルも待たされずに開ける
  • CLIとQuick Look統合: befold path/...でターミナルから複数ファイルをまとめて開け、--sidebar--checkなどの表示オプションも指定できる。Finder上でもQuick Look拡張を同梱しており、スペースキー1つでMermaidやMarkdownをレンダリング表示できる
  • gitを意識したリンク解決とタブ復元: Markdown内のパスは実在するファイルだけがリンクになり、見つからない場合はgit管理下のファイルから探し当てる。前回のタブ構成やファイルごとのズーム率・スクロール位置は記憶され、次回起動時に自動で復元される

メリット・デメリット

メリット

  • 無料でMITライセンスのオープンソース、ソースコードもGitHubで公開されている
  • 編集機能を持たない分、AIエージェントやエディタと衝突せず安全にファイルを監視できる
  • Mermaid・SVG・CSV・PDF・ソースコードまで1つのアプリで完結し、ブラウザやmermaid.liveにコピペする手間がない
  • Git差分表示とサイドバーの変更バッジで、AIエージェントが触ったファイルを見失いにくい
  • リリース頻度が高く、機能追加・不具合修正が継続的に行われている

⚠️ デメリット

  • macOS 14(Sonoma)以降専用で、Windows/Linux版は提供されていない
  • 閲覧専用のため、内容を直す場合は別のエディタに切り替える必要がある
  • 2026年5月末に公開されたばかりの新しいツールで、本稿執筆時点(2026年8月)のGitHubスター数はまだ少なく、実績やコミュニティの情報は限定的
  • 「読む」ことに機能を絞っているため、Typoraのような執筆・WYSIWYG編集を主目的にした使い方には向かない

類似サービスとの比較

比較項目befoldTyporaVS CodeGlow
提供形態ネイティブMacアプリネイティブアプリ(Mac/Win/Linux)汎用コードエディタCLI(ターミナル)
編集機能なし(閲覧専用)あり(WYSIWYG)ありなし(閲覧専用)
Mermaidダイアグラム標準で描画標準で描画拡張機能が必要非対応(コードブロック表示のみ)
Git差分のインライン表示対応(サイドバイサイド)非対応拡張機能次第非対応
ライセンス・料金無料・MIT(OSS)有料(買い切り)無料・OSS無料・OSS

befoldは「編集はしない、読むことに特化する」という割り切りと、Git差分やQuick Lookまでを1本のMacアプリに集約している点が、執筆用途のTyporaや汎用エディタのVS Code、テキストベースのGlowとの主な違いになる。

こんな人におすすめ

  • Claude CodeやCodexなど、AIコーディングエージェントが生成するMarkdownやMermaid図をすばやくレビューしたい開発者
  • vimやターミナル中心の作業環境で、専用のプレビューペインが欲しい人
  • 見慣れないリポジトリのドキュメントを、Quick Openやリンク追跡で素早く読み進めたい人
  • Gitのブランチでの変更を、コミット単位も含めた差分としてまとめて確認したい人
  • 無料かつオープンソースで、閲覧専用のシンプルなツールを探しているMacユーザー

まとめ

befoldは、AIエージェントが大量生産するドキュメントを人間が素早く検証するための「読む」専用ツールという明確な立ち位置を持つ。Mermaid・SVG・Git差分・Quick Lookまでを1つのMacアプリに集約し、無料かつオープンソースで公開されている。macOS専用で編集機能を持たないという割り切りはあるが、AIコーディングエージェントを使う開発者にとっては、ターミナル脇に置いておくプレビューペインとして試す価値のあるツールだ。

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