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Anything (create.xyz) ─ 自然言語の指示だけでWeb・iOS・Androidアプリを組み立てられるAIアプリビルダー

Anything は、やりたいことを文章で書くだけでアプリを組み立てられるAIアプリビルダーである。もとは Create.xyz という名前で提供されていたサービスで、その後 Anything へブランド名を変更した。画面のデザインだけを作るツールではなく、AIエージェントが実際に動くコードを書き、データベースや認証、決済といった裏側の仕組みまで含めて用意してくれるのが特徴になる。出力はWebアプリだけでなくモバイルアプリにも対応しており、ひとつのプロジェクトからWeb・iOS・Androidを目指せる。プログラミングの知識がなくてもアイデアを形にでき、慣れてくれば生成されたコードを直接触って詰めていくこともできる。

主な特徴

  • 自然言語からアプリを生成: 「こういうアプリが欲しい」と文章で伝えるだけで、AIエージェントが画面とロジックの両方を作る。ノーコードツールにありがちな部品の組み立て作業を経ずに、動くものが最初に出てくる
  • Web・モバイルの両対応: Webアプリに加えてiOS・Android向けのモバイルアプリも作れる。モバイルは Expo をベースにしており、開発中のアプリは Expo Go を使って手元の端末でそのまま確認できる
  • バックエンドが最初から入っている: データベース、ユーザー認証、決済、ファイルストレージといった、アプリに必ず必要になる仕組みが標準で組み込まれている。外部サービスを自分でつなぎ込む手間が省ける
  • 40以上の外部サービス連携: 公式サイトによると40以上のインテグレーションがすぐに使える状態で用意されており、外部APIを呼び出す機能を短い指示で追加できる
  • エラーの自動検出と修正: AIエージェントが不具合を見つけて直す機能を持つ。上位プランでは実行時のエラーログをリアルタイムで確認でき、自動テストや画面を実際に操作しての動作確認(ビジュアルQA)まで任せられる
  • 生成されるのは実際のコード: 出力はブラックボックスの設定ファイルではなくコードそのもの。仕組みを追いかけたり、手で調整したりする余地が残されている

料金

プラン月額料金年額料金主な内容
Free$0AIエージェント、データベース、Web検索の基本利用
Pro$19$228月20Kクレジット、非公開プロジェクト、Anythingブランド表示の削除、独自ドメイン、メッセージ数・プロジェクト数無制限
Max$199$2,388月220Kクレジット、最上位AIモデル、画像生成、リアルタイムエラーログ、エージェントの並列実行、ビジュアルQA、100万トークンのコンテキスト、自動テスト、150GBストレージ
Teams要問い合わせ要問い合わせチーム向け。個別見積もり

年払いにすると2ヶ月分が無料になる案内が出ている。上の表の月額はこの年払いを前提とした表記のため、月ごとに支払う場合の金額は異なる可能性がある。

料金は2026年8月時点の情報です。最新の料金は公式サイトをご確認ください。

メリット・デメリット

メリット

  • プログラミングの経験がなくても、文章での指示だけで動くアプリまでたどり着ける
  • データベース・認証・決済・ストレージが最初から揃っているため、個人開発でつまずきやすい裏側の構築を丸ごと省ける
  • Webとモバイルをひとつのサービスでカバーでき、作り分けの手間が少ない
  • 出力が実際のコードなので、規模が大きくなってからも手を入れられる
  • 無料プランがあり、使い勝手を確かめてから有料プランに進める

⚠️ デメリット

  • 有料プランがクレジット制で、AIとのやり取りが増えるほど消費が進む。作り込むほどコストが読みにくくなる
  • ProとMaxの価格差が大きく、自動テストやビジュアルQAといった強力な機能はMax以上に寄っている
  • モバイルアプリは Expo ベースのため、ネイティブ実装を前提とした要件には向かない
  • App Store や Google Play への公開には各ストアの審査基準を満たす必要があり、生成しただけで必ず公開できるわけではない
  • AIが書いたコードをそのまま本番運用する場合、セキュリティや権限まわりの確認は自分で行う必要がある

類似サービスとの比較

比較項目AnythingLovableBolt.newReplit
主な出力Web + モバイル(iOS/Android)Webアプリ中心Webアプリ中心Web・スクリプト・API
バックエンドDB・認証・決済・ストレージを内蔵Supabase連携が中心外部サービス連携実行環境とDBを内蔵
コード編集可能可能可能本格的なエディタあり
想定ユーザー非エンジニア〜開発者非エンジニア〜開発者開発者寄り開発者寄り
無料プランありありありあり

こんな人におすすめ

  • アイデアはあるがコードが書けず、まず動くものを手元に用意したい人
  • Webとモバイルの両方で同じサービスを出したい個人開発者や小規模チーム
  • 認証や決済の実装で毎回時間を取られていて、その部分を任せたい人
  • プロトタイプを短時間で作り、社内やクライアントに見せて反応を確かめたい人
  • 生成されたコードを土台に、自分で仕上げていくつもりがある人

まとめ

Anything は、文章での指示からWeb・モバイルの両方を狙えるAIアプリビルダーである。データベースや認証、決済といった裏側があらかじめ組み込まれているため、個人でアプリを立ち上げるときに最も時間を取られる部分を短縮できる。一方で有料プランはクレジット制で、作り込むほど費用が積み上がる構造になっている。まずは無料プランで小さなアプリを一本作り、生成されるコードの質と自分の用途との相性を確かめてから、Proに進むかどうかを判断するとよい。

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